子供の頃から大好きだったひな祭りの日を、
結婚して初めて迎えました。
上のおひな様は、夫と暮らし始める直前に
実家の母から渡されたものです。
独身最後に、ひとり暮らしの部屋に飾ってみたらどう?
もう、しまい遅れてもお嫁に行けない心配もないし・・と。
引越し直前でバタバタとしていても、だからこそ
おひな様を飾ることを勧めてくれた母がとても好きです。
ひな祭りには何を食べるんだっけ・・と迷いつつ
近所の和菓子屋さんで桜餅を買って帰りました。
夫のお夕飯を気持ち少なめにして、二人でいただきました。
行事を大切にするといつでも、
なんだか穏やかな気持ちになります。
それが年々強く感じるのはなぜかな?と考え、
きっと毎年のその日の思い出が少しずつ
厚く重なっていくからかな、と思いました。
去年の今頃、母から譲られたこの
おひな様の箱を、一人暮らしの部屋に
運んで帰ったときの気持ちが、
今日の雪の冷たさと一緒に
胸にいっぱいに思い出されました。
おひな様の後ろに飾った二羽の折鶴は、
義母が 「ちょっと折ってみたから」と
ある日くれたものです。
見る度、こんなに綺麗な若草色と薄桃色で
こんなに小さな小さな二羽を折ってくれた
義母の気持ちが温かく伝わってきます。
これからくる年もずっと、またこうして
積み重なっていく 思い出と、 夫と、
一緒に桃の節句を祝いたいな、と思いました。

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